道具ブログ

手道具編 木工本

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木工について私が参考になった。読んで楽しい。等の本を10冊選んでみました。
出版社・定価については当時(私が購入した時)のものです。
絶版の本も含まれ、⑥・⑦・⑧は知り合いに貸して手元に無く、写真も無いです。

①『木工工作法』 雇用・能力開発機構 職業能力開発総合大学校 能力開発研究センター編 定価1400円

品川技術専門校(現:城南職業能力開発センター)時代の学科教科書。道具の仕込み~使い方、機械の調整方法や曲げ木まで木工全般の知識を網羅している。基本に立ち返えりたい時の一冊。

②『木材加工系実技教科書』 雇用・能力開発機構 職業能力開発総合大学校 能力開発研究センター編 定価2200円

『木工工作法』と内容は重複するが、此方は写真・図入りで内容がグッと判りやすく解説してある。木工始めた頃は本当にお世話になった一冊。

③『建築・室内・人間工学』 小原二郎・内田祥哉・宇野英隆・編 鹿島出版社 定価3200円

人間というものを機械的に捉え、科学的にアプローチしている本。内容は専門的で判りにくいが、とにかくそのデータはかなり使える。テーブルから椅子・キャビネット等の寸法を決める時の根拠になる一冊。

④図解・木工の継手と仕口(増補版) 鳥海義之助 著 理工学社 定価3000円+税

全て図入りで解説しているので兎に角判り易い。加工・墨付けの方法は解説していないので、どうやって加工するかを考えながら読むのも面白い。

⑤原色インテリア木材ブック 宮本茂紀 著 建築資料研究社 定価2330円+税

家具のモデラーとして有名な宮本さんの自作『ボスコ』という椅子を題材に、現在の日本市場に出回っている約180の樹種を紹介。比重や産地はもちろん、板目・柾目・製品の写真がとても参考になる。コメントも的確でわかりやすく木材を知る上でオススメの一冊。

⑥道具曼荼羅 村松貞次郎・岡本茂男 著 毎日新聞社 定価 ―――円

新旧・職種を問わず『木工』の道具にスポットライトを当てた一冊。それぞれの道具への造り手(ここでは鍛冶屋)や使い手のこだわりが凄い。また、一流道具の写真も参考になる。
コメントについては著者の個人的なエピソードが多くてあんまりな部分が多いと個人的には思うけど・・・。続・続々・新道具曼荼羅もあり。

⑦手づくり木工事典 婦人生活社   定価1510円+税

木工を好きな方なら一度は手に取ったことがあるだろう本。かくゆう僕も始めて家具を作った時はこの本を見てつくりました。アマチュアからプロまで幅広く網羅し、そのマニアックな内容は読み返す度に新しい発見がある。残念ながらNo.54で廃刊になり、2004年に『ウッディ・ワーク―新手づくり木工事典』が発行になるが其方は微妙。  

⑧Woody専科 婦人生活社 定価―――円

『手づくり木工事典』以前に婦人生活社から発行され、またその母体となった本。掲載写真(作品)は今見ると少し古い感じはするが、連載シリーズの『木・人・かたち』『地方の木工家たち』『手道具の歴史』『木の職人たち』など面白い記事が多い。

⑨MTBカタログ ㈱オフ・コーポレーション 定価525円

木工道具・通販会社のカタログ。しかしただのカタログに非ず。世界中から厳選した道具類のアイデアと形は日本のメーカーには無いものがあり、見ているだけで楽しくなる。2008年のNo.14を最後にネットカタログに切り替え、現在は発行されていない。

⑩椅子 The Book of Chair  井上昇 著 山海堂  定価3200円+税

『椅子を作る』というカテゴリーにおいて正攻法を丁寧に教えている本。人間工学、意匠登録なども判りやすく書いてある。末尾の椅子塾・作品集は面白い作品が多いが、図面が細かくて読めない。せめてデーターにしてCD-Rにまとめてくれたらと個人的に思う。
また椅子の続編『椅子2』も出版されているが、対談形式の文章になりスゴクつまらない本になってしまっている。残念。