道具ブログ

手道具編 接着剤

接着剤 イメージ ▲ クリックで拡大表示

写真左上 ㈱オーシカ 鹿印PIボンド
写真右上 旭化成 ランバーメイト
写真左下 AICA工業 木工用ボンド(コニシ製でもOK)
写真右下 東亜合成 含浸樹脂

メインでの使用はこの4種。他にもゴム系接着剤G17やエポキシ樹脂系接着剤を補足的に使用。

木材の接着にまず思い浮かぶのは酢酸ビニルエマルション系接着剤。通称木工用ボンド・白ボンド・酢ビなどと呼ばれているもので誰もが一度は使ったことがあるだろう。
比較的安価で手に入りやすく、水で希薄出来るので接着剤の吹き出た部分の拭き取りも楽だ。
また、硬化したあとも刃物を痛めないので、一般に幅広く使われている。

しかし良い面ばかりでは無い。長期荷重に対しては接着力が悪い・耐水性が無い・低温化では使用に注意が必要(室度を0℃以上にしなくては、接着剤の水分が凍り十分な接着力を得られない。)充填性が無く水分が抜ける過程で接着面が凹む・剥れる場合がある、など注意が必要。
成分の半分は水なので、どうしても水の性質に左右されてしまうのが最大の欠点である。

初期の頃は木工用ボンドだけで製作していたが板の剥ぎ合わせ、箱物の接着など強度を必要とする接着に対しての使用に疑問を感じ、PIボンドの使用を始めた。

PIボンド・水性高分子イソシアネ-ト系接着剤。木工用ボンドに比べると高価であり、小分けしての販売をしていないので(ネットで個人が小分けして売ってはいるが。)プロでないと使用は難しいだろうが、長期荷重の接着力・耐水性・充填性・水での拭き取り可等どれをとっても申し分の無い威力を出してくれる。ただし、架橋材混合後の可使時間が短いので段取り良く作業するのが必須である。

東亜合成の含浸樹脂は通称・瞬間接着剤と呼ばれもので小物の接着や穴のオガ埋めなどに使っている。ただし硬化する際の煙?が気管に入ると激痛が走るのでマスク・保護メガネをした方が良い。

最後に旭化成 ランバーメイト。木材の割れ止めに使用する。丸太の製材後、木口や板目に塗っておくと割れをある程度防いでくれる。もちろん木工用ボンドを塗っても効果を発するが、ランバーメイトは粘度がほとんど無く、硬化が早いので作業性がとても良い。